【編集長の視点】セブン&アイはもみ合い、スーパー株4社は業績動向・自己株式取得の有無で1勝3敗

2013年10月4日 09:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  セブン&アイ・ホールディングス <3382> は、55円安の3465円と反落して始まって、5円高と持ち直すなど前日終値を挟んでもみ合っている。前日3日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)累計業績を発表、2Q累計業績として過去最高を更新したが、期初予想や9月13日の業績観測報道通りで材料織り込み済みとして利益確定売りが交錯している。

  前日3日は同社株を含めてスーパー4社が、今2月期2Q累計決算を発表、業績の好・不調や同時発表の自己株式取得などが分かれた、きょう4日寄り付き段階の株価動向も高安マチマチとなり、上昇(勝ち)銘柄は1銘柄に止まり、下落・もみ合い(負け)銘柄は、3銘柄となっている。まず前日3日後場取引時間中に発表したダイエー <8263> は、9月25日の下方修正通りに連続赤字幅を拡大したが、前日に悪材料織り込み済みとして反発しが、きょう4日は、3円安の288円と売り直され反落している。

  次に大引け後に発表のイズミ <8273> は、2Q累計業績が期初予想を上ぶれ連続増益率を伸ばしたが、同時に今年5月に続く自己株式取得も発表し、204円高の2990円と5営業日ぶりに急反発している。2Q累計業績が、期初予想を大きく下ぶれ2月通期業績を下方修正したユニーグループ・ホールディングス <8270> は、同時に300万株(発行済み株式総数の1.29%)、23億円を上限とする自己株式取得を発表したが、20円安の582円と3日続落、前日ザラ場につけた年初来安値598円を連日、更新している。

  セブン&アイの2Q累計業績は、前年同期比14%増収、12%経常増益、24%純益増益と増益転換した。コンビニエンスストア事業の店舗増、プライベートブランド商品の販売増に、スーパーストア事業での衣料品を中心とした荒利率の改善、コスト削減、金融事業の子会社銀行の好業績などが加わり過去最高更新となった。2月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、1700億円(前期比23%増)と連続の過去最高更新を見込んでいる。

  株価は、今期の連続過去最高更新業績が市場コンセンサスを上回るとしてストップ高を交えて年初来高値4115円まで買い進まれて3185円と調整、足元はこの調整幅の3分の1戻し水準でもみ合っている。PERは18倍台と市場平均をやや上回っており、強弱感の綱引きが続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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