京都市交響楽団、2014年常任首席客演指揮者に高関健が就任

2013年10月3日 16:36

印刷

記事提供元:Billboard JAPAN

京都市交響楽団、2014年常任首席客演指揮者に高関健が就任

 京都市交響楽団は、2014年4月から指揮者体制を一新し、現常任指揮者の広上淳一を第12代常任指揮者兼ミュージック・アドバイザーに、新たに常任首席客演指揮者として高関健、常任客演指揮者に下野竜也を迎えることを発表した。

 高関健は、1990年から1995年にも京都市交響楽団の指揮者を務めており、また群馬響、札幌響等でも重要なポジションを歴任、オーケストラを鍛え上げた素養が高く評価されていることから、これからの京響のレベル・アップを図っていく。下野竜也は2001年京響主催公演の初登場以降、京響メンバーから厚い信頼を獲得。また、近年は読売日響での新作初演をはじめとした近・現代作品での評価が高く、これからの京響のレパートリー拡大に取り組んでいく。広上淳一は、2008年4月の第12代常任指揮者就任以来、聴衆、評論家から高い評価を得るなど、多大な功績を残しており、2014年以降も引き続き常任指揮者兼ミュージック・アドバイザーという立場で、京響を支えていく。

 さらに、挂冠指揮者には大友直人を迎え、名実ともに今の日本を代表する指揮者陣が揃った京都市交響楽団。文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」として、さらなる前進に期待が高まっている。

写真:
高関健(C)佐藤雅英
広上淳一(C)Greg Sailor
下野竜也(C)Naoya Yamaguchi

■関連記事
豪華制作陣によるオペラ「夕鶴」に、佐藤しのぶが挑戦
指揮者井上道義、雨男脱却なるか?!
井上道義、大阪フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任
ウィーン少年合唱団、“今年の歌”のリクエスト募集
佐村河内守氏の次なる作品は、壮大なピアノ・ソナタ

※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。

関連記事