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【話題】消費税引上決定後2日(水)のマーケット大荒れ、日経平均は前場85円高、後場370円安
■96年急落の悪夢再来、売り方の仕掛け
消費税引上が決まった2日(水)のマーケットは大荒れした。朝方は日経平均が85円高と買われ、消費税引上を好感した展開だったが、後場は一転して370円安と急落した。
株式評論家・海老原紀夫氏は、『現物銘柄主導でここまで下げる理由は見当たらない。先物による売り崩しだろう』という。同じく、株式ストラテジストの忠田公夫氏も、『昨日、消費税引上決定直後に先物から崩れたことからみて先物が悪役となっている。恐らく、1996年の悪夢再来を狙ったものだろう。とくに、今年4~5月高値のシコリが多いだけに、このあたりの投げを誘った仕掛けだろう』みている。
悪夢再来とは、1996年6月25日に消費税を3%から5%へ閣議決定した直後に日経平均が大きく下げたことだ。結果、1996年6月に日経平均は2万2750円(場中値)で高値をつけ、1998年10月の1万2787円まで44%も下げている。この悪夢再来シナリオが売方にとってズバリ的中したというわけだ。
忠田公夫ストラテジストは続ける。『96~97年当時はバブル崩壊の後遺症で金融不安の真っ只中で、しかもアジア通貨危機までありました。今は、あの頃に比べるとファンダメンタルズは良好です。アメリカのデフォルトもないと思います。相場の強い基調は崩れていないとみています。私は、これまで相場には慎重でしたが、強気に転じる時期に来たとみています』と、この下げはむしろ仕込みの好機と捉えている。
ファンダメンタルズの良いことは確かにある。『日経平均の今期予想1株利益は914円に向上しています。私の聞いたところでは、あるアナリストは予想1株利益982円ということです。私も、9月中間決算で1000円の可能性もあると思います』(海老原氏)。
もしも、言われるような日経平均予想1株利益1000円ということになればPER17~18倍で1万8000円も期待できることになる。大きい下げを狙って買う投資家にとっては、今日の下げは好買い場提供となるわけだ。まさに、ピンチはチャンスなのかもしれない。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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