概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は小幅に4日続落、米財政協議への不安で商品下落

2013年9月30日 10:01

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記事提供元:フィスコ


*10:01JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は小幅に4日続落、米財政協議への不安で商品下落
【ブラジル】ボベスパ指数 53738.92 -0.08%
先週末27日のブラジル市場は小幅ながらも4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比44.05ポイント安(-0.08%)の53738.92で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは41、値下がり32と買いが優勢。セクターでの値上がりは金融や公益など。値下がり上位には石油・ガス、消費者サービス、素材などが並んだ。

小高い水準でのもみ合いが続いたが、引け値はマイナス圏となった。米財政協議の難航が政府機能の閉鎖につながり、同国の経済に悪影響をもたらすとの懸念が浮上。需要後退不安で原油や石炭など商品相場が弱含み、ブラジル株式市場では鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)などに売りが集中した。

【ロシア】MICEX指数 1471.89 -0.89%
27日のロシア市場は反落。主要指標のMICEX指数は前日比13.25ポイント安(-0.89%)の1471.89で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり12、値下がり38と売りが優勢。週間騰落率は0.3%の小幅下落にとどまった。

ほぼ終日にわたり軟調な値動き。米国で政府と議会による財政協議が難航しており、政府機関の閉鎖が現実味を増していることがセンチメントを悪化。また、ロシア政府の要求する配当支払いに向けて資本増強が必要になるとの思惑から、銀行大手ズベルバンクが売られたことも重荷となった。

【インド】SENSEX指数 -19727.27 0.84%
27日のインドSENSEX指数は反落。寄り付きは買いが優勢。米雇用指標を好感して前日の米国株式相場が反発した流れを引き継いだ。ただ、その後の指数はマイナス圏で弱含む展開に。相場全体を動かす目だった材料は出ていないが、インド準備銀行(中央銀行)による金融引き締めを警戒した金融関連株の売りなどが圧迫要因になった。また、ウエートの高い日用品やエネルギー、自動車など幅広い銘柄が軟調に推移した。

【中国本土】上海総合指数 2160.03 +0.20%
27日の上海総合指数は4日ぶり反発。ただ、国慶節の大型連休(10月1-7日)を控えて様子見ムードが強まる中、指数は上下にもみ合う展開となった。この日発表された8月工業利益の伸びが大きく加速したことに加え、中国経済が安定期に入っているとの国際通貨基金(IMF)の見解が支援材料。一方、地方政府の債務残高が数年前に比べて倍増しているとの報道や不動産バブルへの警戒感が相場の足かせとなった。《FA》

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