【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバルは25日線上抜き本格出直り、業績上ブレも

2013年9月26日 13:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ソフト開発技術者派遣のソーバル <2186> (JQS)の株価は調整が一巡して25日線を抜き出直り感を強めている。今期(14年2月期)好業績見通しに加えて、派遣労働の規制緩和観測も支援材料だ。なお9月30日に第2四半期(3月~8月)業績の発表を予定している。

  ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比はキヤノン <7751> グループ向けが約7割を占め、ソニー <6758> グループ向け、富士通 <6702> グループ向け、NTT <9432> グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。

  12年9月にはオムロン <6645> 向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化し、M&Aも活用して顧客の多様化も進めている。アベノミクス成長戦略による派遣労働の規制緩和も追い風だろう。

■増収増益の今期は上ブレの可能性も

  今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。主要顧客向け組み込み用ソフトウェア開発の派遣需要が好調に推移し、医療関連の新規受注やMCTECの通期連結も寄与する。

  国内製造業では景気回復を背景に技術者不足が深刻化しているため、技術者派遣需要は好調に推移することが予想される。通期見通しに対する第1四半期(3月~5月)の進捗率は売上高が23.8%、営業利益が32.0%、経常利益が32.2%、純利益が34.3%と高水準だったため、通期増額の可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると、900円近辺の短期モミ合いから急落して一旦は9月10日の797円まで調整したが、足元では860円近辺まで戻している。8月末中間配当の権利落ちやシリア情勢緊迫化に伴う地合い悪化の影響を受けたようだが、足元では調整が一巡して出直り感を強めている。

  9月25日の終値857円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.7倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ても一旦割り込んだ26週移動平均線を回復した。調整が一巡して強基調に回帰する形だろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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