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【株式評論家の視点】SUMCOは株価修復の流れに乗る、今期業績は増額も
<銘柄の見所>
SUMCO <3436> の株価修復の動きが強まってきた。今2013年12月期の第2四半期(今期から決算期変更のため2月~7月)の決算は売上げが1063億円(前年同期比7.4%減)、営業利益118億円(同71%増)の大幅増益決算となった。ただし、為替予約に用いた水準と、実勢の為替レートに乖離が生じ、営業外費用として多額の為替差損を計上したため、経常利益は37億円(同29%減)大幅減益に見舞われた。
やや分かりにくい決算だったが、実質的には評価されてしかるべき内容の決算であったと言える。しかし、今12月期の業績見通しについて、売上げを1920億円から1800億円(前期は11カ月決算で2066億円)へ、営業利益を240億円から150億円(同132億円)へそれぞれ引き下げた。株価はこれを材料に下放れの展開を余儀なくされたが、現在はそれを取り戻す局面を迎えているところ。
これは、スマートフォンの市場において、ハイエンド製品からローエンド製品への需要シフトが進行。このため、同社の顧客であり、主にハイエンド向けの製品を手がけている半導体デバイスメーカーが生産・在庫調整を実施していることを踏まえたもの。期末にかけてこの動きが続き、今期のシリコンウェハーの出荷量は従来の想定を下回り、売上高、利益とも計画に届かない公算が大きくなったとしている。ただし、今回の生産調整は従来と比較して短期間で終了し、2014年は再度出荷が拡大に向かいそうと見ている。
そうした状況を踏まえ、減額修正の後もアナリスト筋はレーティング最上位ランク据え置きの動きが相次いでいる。業績についても、今期の増額修正、来期の大幅増益が一致する味方になっている。従って単なる訂正高でなく、本格的な出直り相場へ発展していく期待は十分だ。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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