【アナリスト水田雅展の銘柄分析】毎日コムネットは25日線抜けが間近、上抜けば上値大きい

2013年9月26日 09:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業の毎日コムネット <8908> (JQS)の株価は安値圏でモミ合い展開だが、25日は一時的に25日線を抜いた。終値では未達だが、上抜きは近いといえる。中期成長力に評価余地があり、出直りのタイミングが接近しているようだ。なお10月10日に第1四半期(6月~8月)業績の発表を予定している。

  首都圏での不動産ソリューション事業(不動産開発部門と賃貸・管理業務の学生マンション部門)を主力として、学生生活支援事業(課外活動支援部門と人材ソリューション部門)も展開している。安定的な入居者が見込まれるエリアに開発を集中するとともに、大学との連携による学生寮の開発や、学生マンションを建設して投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託する開発も強化している。

■10月10日に第1四半期決算発表、好調見通し

  管理受託を含めた前期(13年5月期)末の総管理戸数は前々期比1.9%増加の180棟7463戸である。大学生の首都圏進学志向や女子大生比率の上昇などを背景として、居住場所に安全性・快適性・利便性を求めるニーズは一段と高まっているため、中期的に収益拡大が期待される。

  今期(14年5月期)連結業績見通しは、売上高が前期比5.5%増の99億円、営業利益が同2.6%増の8億58百万円、経常利益が同7.1%増の8億20百万円、純利益が同10.1%増の4億80百万円としている。景気変動の影響を比較的受けにくい学生マンション部門が好調に推移して全体収益を牽引する。人材ソリューション部門の営業機能を持分法適用関連会社ワークス・ジャパンへ全面移管したことが減収要因となるが、学生マンション部門の自社保有物件およびサブリース物件ともに開発が順調に進むようだ。

  株価の動きを見ると、8月7日に695円まで急騰する場面があったが、人気が続かず反落した。その後は概ね550円~600円近辺のレンジで推移している。ただし6月の安値512円水準まで下押す動きは見られない。550円近辺で下値を固めた可能性があるだろう。

  9月25日の終値564円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円33銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS528円70銭で算出)は1.1倍近辺である。

  週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインのようだ。また日足チャートで見ると、戻りを押さえている25日移動平均線と75日移動平均線を突破する動きを強めている。指標面に割高感はなく、出直りの動きを強めるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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