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インド製薬業界への信頼性にヒビ、米当局が19カ所の工場に出荷停止命令
記事提供元:フィスコ
*14:33JST インド製薬業界への信頼性にヒビ、米当局が19カ所の工場に出荷停止命令
インド製薬業界への信頼性に亀裂が入っている。米食品医薬局(USFDA)がこのほど公表した統計から、2013年に世界最大の医薬品市場である米国への製品供給を禁止された工場の数が、インド全国で19カ所に上っていたことが判明した。
USFDAが出荷停止処分を加えたのは、第一三共<4568>の子会社ランバクシー・ラボラトリーズのほか、ウォックハート、RPGライフサイエンスなどの工場。
なお、13年に入ってから米当局から同様の措置を受けた工場数は、中国が7カ所、オーストラリア、カナダ、日本が各2カ所、南アフリカとドイツが各1カ所にとどまる。英国やイスラエルでは出荷停止措置が発動されていない。
インドでは今年に入ってから摘発件数が増加しているが、背景にはインドのジェネリック(後発医薬品)メーカーの米国市場でのシェア拡大、USFDAによる審査の厳格化などがあるとみられている。《RS》
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