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NY株式:ダウは49ドル安、金融政策や債務上限の不透明感を嫌気
記事提供元:フィスコ
*07:01JST NY株式:ダウは49ドル安、金融政策や債務上限の不透明感を嫌気
23日の米国株式相場は下落。ダウ平均は49.71ドル安の15401.38、ナスダックは9.44ポイント安の3765.29で取引を終了した。量的緩和縮小を見送ったことが連銀の政策の不透明感を高める結果になったとの一部の連銀関係者発言や、債務上限問題の交渉が暗礁に乗り上げていることが嫌気され、終日軟調推移となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や公益事業が上昇する一方、各種金融や銀行が下落した。
携帯端末メーカーのアップル(AAPL)は、新型iPhoneを発売後3日間で過去最高となる900万台販売したことを明らかにして急騰。同業のブラックベリー(BBRY)は、カナダの投資・保険会社のフェアファックス・フィナンシャルから一株当たり9ドル、総額47億ドルの買収提案を受けたことが明らかとなり上昇した。一方で、銀行大手のシティグループ(C)は、トレーディング収益が低迷していると英ファイナンシャル・タイムズ紙が報じたことで下落。音楽ストリーミングのパンドラ・メディア(P)は、アップルの競合サービスiTuneラジオの利用が急速に拡大しているとの思惑で軟調推移となった。
米司法省は、サブプライム住宅ローンの証券化商品などの販売に関して銀行大手JPモルガン・チェース(JPM)を訴える意向であることが報じられている。
(Horiko Capital Management LLC)《KO》
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