NY金先物週間見通し:もみあいか、量的緩和策の年内縮小の可能性残る

2013年9月21日 18:51

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:51JST NY金先物週間見通し:もみあいか、量的緩和策の年内縮小の可能性残る

■NY金先物
安値:1,291.50ドル
高値:1,375.40ドル
終値:1,332.50ドル
前週末比(騰落率):1.83%

■上昇、米量的緩和策の現状維持を意識した金買い

金先物は上昇。米国の量的緩和策の現状維持が決まったことで金相場は反発した。量的緩和策の縮小が想定されていたことから、短期筋などが金先物を買い戻した。ただし、1350ドル近辺では戻り売りの興味が残されており、上げ幅はやや縮小した。


■もみあいか、量的緩和策の年内縮小の可能性残る

想定レンジ:1,300.00~1,360.00ドル

金先物はもみあいか。米量的緩和策の年内縮小の可能性は消えていない。セントルイス連銀のブラード総裁は量的緩和策が10月に縮小される可能性は排除されていないとの見方を示している。米長期金利が再び上昇した場合、金先物の上値は重くなる可能性がある。《TN》

関連記事