トレファク 既存・新規店舗ともに順調な進捗、今後は年10店舗前後の出店目指す

2013年9月20日 10:17

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記事提供元:フィスコ


*10:17JST トレファク---既存・新規店舗ともに順調な進捗、今後は年10店舗前後の出店目指す

トレジャー・ファクトリー<3093>は、家電、家具、衣料品、雑貨などの総合リユース店「トレジャーファクトリー」および、衣料や服飾雑貨に絞った専門リユース店「トレジャーファクトリースタイル」を首都圏中心に展開している。インターネットでの買取販売やブランドバッグ・ファッション品のレンタル事業なども手掛ける。

7月10日に発表した第1四半期(3-5月期)の単体業績は、既存店が同0.7%の増収と好調だったほか、3月と5月に出店した2店舗が2桁増収に貢献し、売上高が前年同期比10.8%増の22.06億円、営業利益が同2.8%増の2.32億円と増収増益となった。

上期業績に関しては、同日に業績予想の修正を行い、売上高を前年同期比12.6%増の42.34億円(従来予想42.76億円)、営業利益を同0.9%減の2.69億円(同2.05億円)としている。上期計画に対する第1四半期の営業利益の進捗率は86.2%と順調に推移。なお、通期業績予想に関しては従来予想を据え置いている。

9月9日に発表した月次売上概況によると、上期の売上高は、全店舗ベースで前年同期比12.5%増、うち既存店でも2.0%増と増収となった。今期10店前後の出店計画に対し、9月までに5店舗の出店を完了。5月には関西初出店となるトレジャーファクトリー神戸新長田店がオープンし、それぞれ順調な立ち上がりを見せている。なお、9月13日にはトレジャーファクトリースタイル千葉店がオープンした。今後も総合リユース業態、服飾専門業態ともに関西出店を強化していく計画で、今期中に関西2号店の出店を目指すほか新業態開発も予定しており、第3の業態による新たな顧客ニーズ開拓を目指す。

今後の成長戦略として注目すべきは、新規出店の強化が挙げられる。今後も年10店前後の出店を計画し、総合リユース店と服飾専門リユース店それぞれ年5店前後を予定している。また、Webを経由した買取・販売の強化も成長戦略として取組んでいく予定。《FA》

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