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今日の為替市場ポイント:米新規失業保険申請件数は予想より減少
記事提供元:フィスコ
*08:20JST 今日の為替市場ポイント:米新規失業保険申請件数は予想より減少
昨日19日のドル・円相場は、東京市場では97円98銭から98円89銭で推移。欧米市場では一時99円65銭まで上昇し、99円47銭で取引を終えた。
本日20日のドル・円は、99円台で推移か。19日に発表された米経済指標の改善を好感してドル・円は底堅い動きを続ける見込み。
19日に発表された先週分(9月14日時点)の新規失業保険申請件数は30.9万件となり、市場予想の33万件程度を下回った。(前回の数字は29.2万件から29.4万件に修正)新規失業保険申請件数の4週移動平均は31.5万件で2007年10月以来の低水準となった。また、9月7日時点の失業保険継続受給者数は278.7万件で市場予想の290万件を大幅に下回った。
10月4日に発表される9月雇用統計に対する市場の関心は早くも高まっており、8月実績と比べて大幅に改善されていた場合、量的緩和策の年内縮小観測が再浮上するとの見方がある。米連邦準備制度理事会(FRB)が注目している経済指標は雇用統計だけではないが、雇用環境が予想以上に改善した場合、金融政策の変更は時間の問題との声が聞かれている。また、債務上限引き上げが10月初旬までに実現された場合、量的緩和策の年内縮小への思惑が広がり、米長期金利の再上昇が予想される。《KO》
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