欧州為替：連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動意に乏しい展開

*20:51JST 欧州為替：連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで動意に乏しい展開
17日のロンドン外為市場のドル・円は、17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、99円06銭から99円31銭で動意に乏しい展開となった。

ユーロ・ドルは、ドイツ9月ZEW景気期待指数が予想を上回ったことで、1.3344ドルから1.3370ドルまで強含みに推移したものの、明日のベルルスコーニ伊元首相の議員資格剥奪懸念で上げ渋る展開となった。
ユーロ・円は、132円35銭から132円65銭で推移した。

ポンド・ドルは、英国8月のインフレ指標を受けてイングランド銀行（英中央銀行）の利上げ観測が後退したことで、1.5929ドルから1.5886ドルまで弱含みに推移した。
ドル・スイスフランは、0.9253フランから0.9272フランで推移した。

[経済指標]
・ユーロ圏・7月経常収支：+266億ユーロ（6月：+278億ユーロ）
・ユーロ圏・7月貿易収支：+182億ユーロ（6月：+165億ユーロ）
・英・8月消費者物価指数：前月比+0.4％、前年比+2.7％（前年比予想：+2.7％、7月：+2.8）
・英・8月生産者物価指数・産出：前年比+1.6％（前年比予想：+1.8％、7月：+2.1％）
・英・8月生産者物価指数・投入：前年比+2.8％（前年比予想：+3.0％、7月：+5.1％）
・独・9月ZEW景気期待指数：49.6（予想：45.0、8月：42.0）
・南ア・4-6月期非農業部門雇用者数：前期比-0.3％、前年比％+0.1％

[要人発言]
・リーカネン・フィンランド中銀総裁
「欧州中央銀行(ECB)は、過剰流動性の動向を注視」
・プラート欧州中銀専務理事
「欧州中央銀行(ECB)は、流動性供給の用意が出来ている」

[金融政策]
・トルコ中央銀行：政策金利4.50％で現状維持《MY》