東京為替:ドル・円は99円13銭付近、米FOMC会合の結果を見極めたいとの声

2013年9月17日 10:06

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記事提供元:フィスコ


*10:06JST 東京為替:ドル・円は99円13銭付近、米FOMC会合の結果を見極めたいとの声

ドル・円は99円13銭付近で推移。米量的緩和策の長期化思惑からドル売りの流れが継続しているものの、99円以下には個人勢のドル買いオーダーが新たに入っているもようで、ドル・円は底堅く推移している。仲値時点のドル需要はやや多めとの見方があったが、まとまった規模のドル買いは観測されていない。

17日-18日に開かれる米FOMC会合の結果を見極めたいとの声が聞かれており、一部ではドル買いを急ぐ必要はないとの指摘が出ている。量的緩和策の縮小は織り込み済みであり、債券買い入れ額が大幅に削減されない限り、量的緩和規模の縮小を意識したドル買いが拡大する可能性は低いとの見方もある。

■今後のポイント
・日経平均株価の上げ幅拡大でドルは下げ渋りか
・米国の債務上限引き上げに関する政府と議会の協議難航→ドル上昇を抑制する一因

10時05分時点のドル・円は99円13銭、ユーロ・円は132円15銭、ポンド・円は157円59銭、豪ドル・円は92円27銭付近で推移している。《KO》

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