欧州為替:サマーズショックを受けたニューヨーク市場を見極める展開

2013年9月16日 20:52

印刷

記事提供元:フィスコ


*20:52JST 欧州為替:サマーズショックを受けたニューヨーク市場を見極める展開
16日のロンドン外為市場のドル・円は、サマーズ元米財務長官の次期FRB議長候補辞退、米国10年債利回りの低下を受けて、98円93銭から98円73銭で上げ渋る展開となった。

ユーロ・ドルは、ユーロ圏の8月消費者物価指数確定値(前年比+1.3%)を受けて、1.3369ドルから1.3342ドルまで弱含みに推移した。
ユーロ・円は、131円88銭から132円06銭で推移した。

ポンド・ドルは、1.5917ドルから1.5950ドルで推移した。
ドル・スイスフランは、0.9244フランから0.9278フランで推移した。


[経済指標]
・伊・7月貿易収支:+59.48億ユーロ(6月+36.19億ユーロ)
・ユーロ圏・8月消費者物価指数確定値:前月比+0.1%、前年比+1.3%(前年比予想:+1.3%、7月:+1.1%)


[要人発言]
・ドラギ欧州中銀総裁
「ユーロ圏の失業率は依然として高水準で、景気動向は脆弱」
・仏大統領府当局者
「仏英米は、シリアの化学兵器廃棄に向けて、明確かつ拘束力のある期日を定めた強力で断固とした国連決議を求めることで合意」
・ケリー米国務長官
「米英仏露は、シリアが国連決議を順守しない場合、責任追及との見解で一致」《MY》

関連記事