インドSENSEX指数が上げ幅縮小、8月の卸売物価は予想上回る伸びに

2013年9月16日 15:41

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記事提供元:フィスコ


*15:41JST インドSENSEX指数が上げ幅縮小、8月の卸売物価は予想上回る伸びに
16日のムンバイ市場でSENSEX指数が急速に上げ幅を縮小。日本時間午後3時40分近くに発表された8月の卸売物価指数(WPI)上昇率が前年同月比6.10%となり、市場予想(ブルームバーグ)の5.70%を大きく上回ったことが嫌気されている。前月の上昇率は同5.79%だった。

通貨ルピーの急落がインフレ圧力を高めたほか、軽油など燃料管理価格の引き上げが物価上昇を後押し。なお、インド準備銀行(中央銀行)のラジャン新総裁は今週末20日に初となる金融政策レビューを開催するが、ここでは政策金利の据え置きが見込まれている。

日本時間午後3時40分現在、SENSEX指数は前営業日比0.66%高の19862.32で推移している。《RS》

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