豪ドル週間見通し:下げ渋りか、リスク選好的な買いが継続

2013年9月14日 15:50

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記事提供元:フィスコ


*15:50JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、リスク選好的な買いが継続

豪ドルは一時93円台後半まで上昇。米国のシリア攻撃が回避される可能性が浮上し、リスク回避的な豪ドル売りは縮小した。ただ、12日に発表された8月の豪雇用統計内容が予想を下回ったことから、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りは一服し、この影響で豪ドルの対円レートはやや下落した。

取引レンジは91円32銭-93円58銭。

今後の豪ドルは下げ渋りか。政権交代後に豪ドルは上昇したが、新政権の経済政策が評価されたことが要因だった。米国のシリア攻撃は回避される可能性が高いとみられており、リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りは継続するとの見方が多い。豪ドルは90円台で下げ渋る可能性がある。

■発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
17日:豪準備銀行8月理事会の議事録公表

予想レンジ:90円50銭-93円50銭《TN》

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