SQ値キープなら引けにかけてのショートカバーも/後場の投資戦略

2013年9月13日 11:52

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;14342.14;-45.13TOPIX;1181.45;-2.91

[後場の投資戦略]

 日経平均は狭いレンジでのこう着が続いているが、3連休に入るほか、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから、想定内の値動きであろう。また、足元で強い値動きが続いていた五輪関連の一角に利益確定の動きがみられていることも、週末モードに入っていることが窺える。
 一方、バイオ関連の一角や材料があったにせよ、ツイッターやLINE関連などへの資金シフトがみられており、循環的な物色の流れがみられている。全体相場は想定内のこう着のなか、個別材料やテーマ銘柄での物色が続くことになろう。週末要因から大引けにかけてはポジション調整による売リが優勢とみられているが、SQ値の14323.29円を上回って推移するようだと、引けにかけてのショートカバーも意識されてくる。(村瀬智一)《FA》

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