東京五輪招致で関連銘柄に幅広く物色向かう

2013年9月9日 12:28

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記事提供元:フィスコ


*12:28JST 東京五輪招致で関連銘柄に幅広く物色向かう
前場の東京株式市場は大幅高、五輪の東京招致を受けて、関連銘柄が幅広く物色される展開になっている。業種別では不動産、建設、倉庫・運輸、ガラス・土石などが上昇率上位。不動産はオリンピック周辺地域の再開発期待や地価の上昇期待を背景に全銘柄が上昇、中小型不動産株には短期資金の値幅取りの動きが活発化へ。建設株では大成建設<1801>が売買代金ランキングのトップと活況、鉄建<1815>や巴コーポ<1921>などは株価の値頃感が妙味となってストップ高まで急伸。倉庫株も含み資産の拡大期待が高まる状況となっているほか、ガラス・土石では太平洋セメント<5233>や住友大阪セメント<5232>などのセメント株に資金が向かっている。

上昇率上位銘柄では、冶金工<5480>や都競馬<9672>、石井鐵工<6362>、よみうりランド<9671>などにも含み資産関連としての物色が波及する格好に。日本橋梁<5912>やPS三菱<1871>などインフラ整備関連、大林道路<1896>、日本道路<1884>などの道路株も賑わう。スポーツ関連としては、ミズノ<8022>の上昇率の高さが目立つ。空港施設<8864>はストップ高買い気配、空港利用者の増大などが想定される格好に。

ALSOC<2331>は警備需要の拡大期待が波及、電通<4324>は広告出稿の増加や関連イベントの開催などが期待される格好に。東京電力<9501>に関しても、汚染水問題が東京招致への懸念材料とされてきただけに、安心感が先行する展開となる。新興市場では、JSS<6074>が水泳競技人口の増加に期待で買い気配、サニーサイド<2180>にもスポーツ関連として短期資金が向かう。東証2部ではクリヤマ<3355>が大幅高、オリンピックで使用される体育館の床材を手掛ける海外企業の販売代理店となっている。《KS》

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