日経平均は290円高、五輪決定好感の買い一巡後は上げ渋る展開

2013年9月9日 10:15

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記事提供元:フィスコ


*10:15JST 日経平均は290円高、五輪決定好感の買い一巡後は上げ渋る展開

10時13分現在の日経平均株価は、14151.74円(前週末比+290.93円)で推移。2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会がアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれ、IOC委員の投票で現地時間7日(日本時間8日)に東京が選ばれた。先週末は東京選出の可能性が低下との見方から株価は大幅下落となり、東京選出にはサプライズ感も強まる格好に。関連銘柄では、海外投資家の買い観測なども追い風に不動産、建設株の上昇が目立つ。買い一巡後は、ドル・円などの円安一服を受けて上げ渋る展開だが、依然強い動きとなっている。

セクター別では、その他製品のみ下落するなか、建設、不動産、ガラス・土石、倉庫・運輸、陸運などが上昇。値上がり率上位には、鉄建<1815>、巴<1921>、東急建設<1720>、デイシイ<5234>、都競馬<9672>などがランクイン。値下がり率上位には、SUMCO<3436>、任天堂<7974>、ネオス<3627>、ゼリア新薬<4559>、エレコム<6750>などがランクイン。出来高上位には、三住建設<1821>、みずほ<8411>、大成建<1801>、東京電力<9501>、太平洋セメント<5233>などがランクイン。《KO》

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