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+1σレベルでの攻防から上を試すか/日経225・本日の想定レンジ
記事提供元:フィスコ
*08:06JST +1σレベルでの攻防から上を試すか
[本日の想定レンジ]
6日のNY市場はまちまち。朝方発表された8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る16万9千人増となり、連銀が今月、量的緩和策の縮小に着手する可能性が後退したとの見方から買いが先行した。G20でロシアのプーチン大統領がシリアへの支援を継続すると発言したことで一時急落する場面もあったが、後に軍事的な支援には言及していないことが明らかになると下げ幅を縮小、前日終値を挟んでのもみ合いに。ダウ平均は14.98ドル安の14922.50、ナスダックは1.23ポイント高の3660.01。シカゴ日経225先物清算値は大証比変わらずの13850円。
2020年東京五輪決定を受けて堅調な展開が期待される。円相場も米国の雇用統計の結果を受けて1ドル98円台に突入する局面もみられたが、東京決定を受けて99円台後半と円安に振れている。ただし、シリア情勢や週末に控えている先物・オプションSQに伴う需給要因などが上値を抑える可能性もありそう。
日経平均は一目均衡表の雲に跳ね返される格好での弱い形状をみせている。本日の雲は14170-14180円辺りでねじれを起すタイミングとなる。形状としては雲の切り下がりに沿った調整が予想されるが、同水準を意識した底堅さに期待。ボリンジャーバンドの+1σが14000円辺りに位置しており、同水準での攻防。13900-14200円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 14200円−下限 13900円《TM》
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