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日本株見通し:首都インフラなど五輪関連への物色が強まる展開か
*08:03JST 日本株見通し:首都インフラなど五輪関連への物色が強まる展開か
9日の東京市場は堅調な展開が期待される。2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会がブエノスアイレスで開かれ、IOC委員の投票で7日(日本時間8日)、東京が選ばれた。
6日の東京市場では、東京招致への期待が後退するなか、建設、不動産関連への利益確定の流れが強まっていた。東京決定はサプライズ感があり、首都インフラなど五輪関連への物色が強まることが見込まれる。また、東京決定を受けて円相場は1ドル99円台後半で推移していることも安心感につながりそうだ。また、消費増税の判断に影響する4-6月の国内総生産(GDP)改定値が発表される。民間設備投資の回復により、同成長率は上方修正される公算だ。国内景気の回復期待などにより先高観が強まる要因になりそうである。
一方、シリア情勢への警戒が上値の重しとなりそうだ。9日から米議会が再開されるが、上院は攻撃規模・期間の縮小で可決、下院では反対が多い。ロシアで行われたG20首脳会議でもロシアなど参加国の間の対立が鮮明化しており、しばらくは小康状態といったところか。その他、週末には先物・オプションSQがある。6日には日経平均の定期入替えが発表され、日東電工<6988>が採用された。組み入れのために、他の構成銘柄を売って手当てするとみられ、上値を抑える要因となる可能性がある。
そのため物色としては東京五輪を手掛かりとした内需系で且つ、材料系の銘柄に値幅取りの売買が活発化しそうである。また、東京の勝因は「安倍首相のスピーチ」とも伝えられている。安倍首相はスピーチで、福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについて「状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない」と述べており、除染関連への物色も一段と活発化しそうである。また、10日には米アップルのイベントが予定されており、スマートフォン関連への物色も期待される。
なお、6日のNY市場はダウ平均が14.98ドル安の14922.50、ナスダックが1.23ポイント高の3660.01。シカゴ日経225先物清算値は大証比変わらずの13850円だった。《TN》
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