日本企業、秋の陣で積極姿勢

2013年9月6日 12:18

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記事提供元:フィスコ


*12:18JST 日本企業、秋の陣で積極姿勢
連発する大イベントの渦中に突入し、全体は模様眺めムードが強いが、株式市場には「森より木を見る」との言葉もある。今月に入って、日本企業の新製品・新戦略発表が相次いでおり、今後の命運を賭ける強い意欲が感じられる。

ホンダは5日、新車発表会を行い世界最高低燃費の新型「フィット」シリーズを投入する。同時に、世界6地域での開発や部品調達を行う新戦略を発表した。利が薄いとされた小型車・新興国などでも利益を拡大できる体制に動く。ソニーはデジカメ搭載新型スマホを発表。競争の激しい分野での生き残りに自信を見せた。6日には、各紙がドコモのiPhone投入を伝えた。ドコモにとっては最大の懸案事項だった。

ヤマト運輸は10月28日から日本発香港間の「国際クール宅急便」を開始すると発表した。既に試験的に行なわれているが、日本の農水産品のアジア市場開拓に大きな利便性を提供すると期待される。沖縄がハブ、全日空が運ぶ。新製品ではないが、積水ハウスの阿部社長は決算発表で、ゼロエネルギー住宅の好調に自信を見せた。受注棟数に占める割合が8月単月で64%超と目標の40%を大きく上回ってきている。14年1月期業績予想の上方修正、増配を発表した。

これらの動きが、日銀の言う「前向きな循環」につながっていくか、が重要だ。目先、多少の金融、為替波乱があったとしても、経済改善基調が維持できよう。《MK》

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