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日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は66円安、先物主導で14000円割れ
*13:10JST 日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は66円安、先物主導で14000円割れ
【日経平均は前引け値を若干下回ってスタート、日銀会合への反応は限定的】
13時09分現在の日経平均株価は、13987.35円(前日比-66.52円)で推移。日経平均は前引け値を若干下回って始まった。ランチタイムの225先物は14060-14080円辺りでの狭いレンジ取引が継続。昼のバスケットは売り買いトントンとの観測であり、トレンドが出難い状況。円相場は1ドル99円75銭、1ユーロ131円55銭辺りでの小康状態が続いている。
日銀の金融政策決定会合では、4月に導入した量的緩和継続を全員一致で決めた。景気の現状判断については、「緩やかに回復しつつある」から「緩やかに回復している」に上方修正した。判断引き上げは2ヶ月ぶり。サプライズは期待されていなかったこともあり、市場の反応はみられず。セクターでは、海運、鉄鋼、パルプ・紙、電力・ガス、保険、鉱業、輸送用機器などが引き続きしっかり。一方で、食料品、医薬品、その他製品、小売、水産・農林、陸運などが小安い。
なお、重要イベント待ちや直近の上昇で上値を追いづらいなか、後場寄り付き後の日経平均は先物に断続的な売りが入ったことから、先物手動で14000円を割り込む展開になっている。
【ドル・円は99円68銭付近、日銀会合結果への反応は限定的】
ドル・円は99円68銭付近で推移。ドル・円は、米国10年債利回りが2.89%まで上昇していることで堅調に推移しているものの、東京株式市場が上げ渋る展開となっていること、100円のオプション・バリアーの防戦売りで上げ渋る展開。なお、日銀は金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決めたが、この決定は想定の範囲内。外為市場では円買い材料にはならないとの見方が多く、ドル・円は99円70銭前後で小動きとなっている。
13時09分時点のドル・円は99円68銭、ユーロ・円は131円49銭、ポンド・円は155円67銭、豪ドル・円は91円37銭付近で推移。上海総合指数は、2126.03(前日比-0.07%)で推移している。《KO》
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