日経平均は9円高、イベント待ちのなか利益確定売りが上値を抑制

2013年9月5日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:21JST 日経平均は9円高、イベント待ちのなか利益確定売りが上値を抑制

10時19分現在の日経平均株価は、14063.53円(前日比+9.66円)で推移。好調な8月自動車販売や米ベージュブックが好感され、4日の米国株式市場が上昇したこと、米国8月雇用統計への期待感などからドル・円が99円台後半で堅調に推移したことなどから、日経平均は4日続伸でスタート。大手自動車株やソフトバンク<9984>の上昇が牽引する展開になったが、買い一巡後は先物への断続的な売りを受けて、日経平均は先物主導で一時マイナス圏に転じている。明日6日の米国8月雇用統計や、週末には五輪開催地が決定される予定になっており、重要イベントを控えるなか利益確定売りが上値を抑制している。

セクター別では、海運、鉄鋼、保険、鉱業、輸送用機器などが上昇する一方、食料品、その他製品、小売業、医薬品、水産・農林などが下落。値上がり率上位には、リケンテクノス<4220>、三住建設<1821>、東建コーポ<1766>、シミックHD<2309>、セイノーHD<9076>などがランクイン。値下がり率上位には、住石HD<1514>、ツクイ<2398>、くら<2695>、テンプHD<2181>、極東貿易<8093>などがランクイン。出来高上位には、三住建設<1821>、東京電力<9501>、みずほFG<8411>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>などがランクインしている。《KO》

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