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シリア以外にも参加しない理由を見つける流れ/ランチタイムコメント
*11:52JST シリア以外にも参加しない理由を見つける流れ
日経平均は下落。90.22円安の13369.49円(出来高概算11億株)で前場の取引を終えている。4-6月GDP改定値の上振れを好感した米国市場の上昇、為替市場での円安を受けて、買い先行の展開となった。しかし、寄り付き直後に13600円を回復する局面をみせたが、10時辺りに先物市場で大口売りが出されると、ずるずる値を下げる展開に。シリア情勢のほか週末要因もあって参加者が限られるなか、先物主導の下げによって参加意欲が後退。
東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を超えている。セクターでは海運、電力ガスが小じっかりな半面、鉱業、その他製品、パルプ紙、非鉄金属、石油石炭、化学、水産農林、食料品などが冴えない。物色は個人主体による材料系の銘柄だが、資金の逃げ足は速く、値を消す銘柄も散見される。
先物市場での大口売りの影響から、物色意欲は後退。テーマ株の一角や売られ過ぎ銘柄などの下値リスクを抑えたリバウンド狙いなどの動きはみられるが、物色の広がりは期待しづらいところ。25日線などテクニカル的な抵抗線を超えられない銘柄も多く、仕掛け的な動きも出難いだろう。
もっとも、ファーストリテイリング<9983>はしっかり。ソフトバンク<9984>辺りが切り返してくるようだと、先物を巻き込んだ反転をみせてくる可能性はありそうだが、こちらも期待薄か。
シリアへの軍事介入は早くとも9月以降で、市場は織り込みつつある。ただ、来週には日銀の金融政策決定会合、米雇用統計が控えているほか、日経平均の定期入替えが発表される可能性がある。その翌週には先物・オプションSQなどのイベントを控えるなど、参加しない理由として意識されているようだ。(村瀬智一)《FA》
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