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【中国から探る日本株】太陽光パネル市場で中国企業が勢力増す、シャープは健闘
記事提供元:フィスコ
*08:08JST 【中国から探る日本株】太陽光パネル市場で中国企業が勢力増す、シャープは健闘
価格競争力を武器に、中国企業が世界の太陽光パネル市場で勢力を増している。調査会社NPDソーラーバズの最新リポートによると、今年6月末まで1年間の出荷数で、中国企業が世界主要10カ国・地域のうち7つで首位の座を確保した。また、世界最大の市場とされる中国では、地元企業がほぼ100%のシェアを握っていることが分かった。
NPDソーラーバズでは、こうした中国企業の勢いに対抗できているのは、米ファーストソーラーと日本のシャープ<6753>の2社のみだと指摘している。同社の調査によると、ファーストソーラーは米国とインドで、シャープは日本で、それぞれ最大のサプライヤーとなっている。
また、南米や中東、アフリカといった新興国では、欧州企業や日本企業が健闘しているという。ドイツのコナジーやソーラーワールド、ノルウェーのリニューアブル・エナジー・コーポレーション、そして京セラ<6971>がその代表例として挙げられている。
ただ、中国企業は現在も海外市場への攻勢を強めており、日本はその主要なターゲットとなっている。中国では太陽光パネルの生産能力が飽和状態にあり、供給の「はけ口」を海外に求めているが、すでに欧米とは摩擦が起きているためだ。
その日本でも昨年の固定価格買い取り制度導入を受け、バブルが指摘され始めている。そうした中で中国企業の本格参入により価格競争が激化すれば、日本も経営破綻の相次いだ欧米と同じ轍(てつ)を踏む恐れがあるとの懸念も出ている。《NT》
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