薄商いのなか、プログラム買いでプラスに転じる/ランチタイムコメント

2013年8月27日 11:46

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記事提供元:フィスコ


*11:46JST 薄商いのなか、プログラム買いでプラスに転じる
 日経平均は小幅に上昇。3.32円高の13639.60円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えた。シリアの地政学リスクを背景とした米株安や為替の円高の流れを受けて、売り優勢の展開に。ただ、参加者が限られるなかで下を売り込む流れとはならず、日経平均は寄り付き直後につけた13526.96円を安値に、その後は下げ幅を縮めてきている。
 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがプラスとなり、大型株が日経平均を下支えする格好に。セクターでは、非鉄金属、空運、電力ガス、電気機器、パルプ紙、化学などがしっかり。一方で、その他金融、小売、石油石炭、陸運、金属製品、サービス、ゴム製品などが冴えない。
 日経平均は続落で始まったが、5日線レベルをサポートに下げ幅を縮めており、前引け間際にプラスに転じてきている。指値状況が薄いこともあり、先物主導によるプログラム売買で動きやすいとみられる。もっとも、シリア情勢への警戒から積極的なポジション取りは限られるとみられ、参加しづらい状況であろう。
 そのため、物色の流れは個人主体による材料系の銘柄にシフト。ソニー<6758>の強さが目立つほか、日東電工<6988>など調整が続いていた銘柄への見直しもみられる。そのほかは、3Dプリンター関連や防衛関連など。セクターでは商品市況の改善から非鉄金属が堅調。(村瀬智一)《FA》

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