日経平均は59円安、中東地域の地政学的リスクの高まりにも警戒感

2013年8月26日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:21JST 日経平均は59円安、中東地域の地政学的リスクの高まりにも警戒感

10時20分現在の日経平均株価は、13601.50円(前日比-59.05円)で推移。先週末23日の米国株式市場が量的緩和の早期縮小観測の後退で上昇、為替相場の朝方から若干円安傾向になっていたことから、日経平均は小幅続伸でスタート。寄り付き後は一時13741.49円(同+80.94円)まで上昇したが、先物主導で上げ幅を縮小する展開になり、日経平均はマイナス圏に転じている。「英国と米国、シリア攻撃を準備か」と伝わっていることで、中東地域の地政学的リスクの高まりも警戒されている。薄商いのなか先物動向に振らされやすい展開が継続しており、引き続き先物動向を注視する展開に。

セクター別では、不動産、その他製品、鉱業、パルプ・紙、建設などが上昇する一方、電力・ガス、海運、保険、空運、輸送用機器などが下落。値上がり率上位には、近畿車輛<7122>、冶金工<5480>、NEXYZ.<4346>、ぐるなび<2440>、パソナ<2168>などがランクイン。値下がり率上位には、東京電力<9501>、エイチーム<3662>、アズワン<7476>、神戸電鉄<9046>、山陽電鉄<9052>などがランクイン。出来高上位には、みずほFG<8411>、マツダ<7261>、神戸製鋼<5406>、東芝<6502>、ANA<9202>などがランクインしている。《KO》

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