NY為替:ドル・円は98円60銭、米国債券利回りの上昇でドル買い優勢

2013年8月23日 07:00

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記事提供元:フィスコ


*07:00JST NY為替:ドル・円は98円60銭、米国債券利回りの上昇でドル買い優勢

22日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は98円41銭まで反落後、98円77銭へ上昇し98円60銭で引けた。米国の週次新規失業保険申請件数の増加が嫌気され一時ドル売りが優勢となったが、根強い資産購入縮小観測、予想を上回った米国7月景気先行指標総合指数、6月住宅価格指数を受けた米国債券利回りの上昇に伴うドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.3311ドルから1.3372ドルへ上昇し1.3360ドルで引けた。欧州の景気回復ペースに拍車がかかるとの期待にユーロ買いが強まった。ユーロ・円は、株高に連れ131円26銭から131円85銭へ上昇した。

ポンド・ドルは、1.5613ドルへ上昇後、1.5566ドルへ反落。ドル・スイスは、0.9278フランから0.9223フランへ下落した。


[経済指標]

米・先週分新規失業保険申請件数:33.6万件(予想33万件、前週32.3万件←32万件)
米・7月景気先行指標総合指数:前月比+0.6%(予想:+0.5%、6月:0.0%)
米・6月住宅価格指数:前月比+0.7%(予想:+0.6%、5月:+0.8%←+0.7%)《KO》

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