日経平均は弱含みで165円安、米QE早期縮小観測によるアジア株安懸念が重し

2013年8月22日 10:18

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記事提供元:フィスコ


*10:18JST 日経平均は弱含みで165円安、米QE早期縮小観測によるアジア株安懸念が重し

10時16分現在の日経平均株価は、13259.05円(前日比-165.28円)で推移。米FOMC議事録を受けて量的緩和策が年内に縮小されるとの見方が強まり、21日のNYダウが6日続落となったことが嫌気され、日経平均は大幅反落。寄り付き後は先物の買い戻し観測などが聞かれていたことから下げ渋る場面もみられたが、米量的緩和策の早期縮小観測の強まりに伴うアジア株安懸念などが引き続き上値抑制要因として意識されており、日経平均は日中安値圏で弱含みに推移している。

セクター別では、鉱業、保険、卸売業、医薬品が上昇する一方、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、ゴム製品、空運などが下落。値上がり率上位には、CVSベイ<2687>、加藤製<6390>、テクマト<3762>、パソナ<2168>、GMOPG<3769>などがランクイン。値下がり率上位には、日野自<7205>、デジハーツ<3620>、JBCCHD<9889>、イオンFS<8570>、FCC<7296>などがランクイン。出来高上位には、東京電力<9501>、みずほFG<8411>、マツダ<7261>、ケネディクス<4321>、三菱UFJ<8306>などがランクインしている。《KO》

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