個別銘柄戦略:米量的緩和策の早期縮小懸念やアジア株安懸念が重しに

2013年8月22日 09:04

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記事提供元:フィスコ


*09:04JST 個別銘柄戦略:米量的緩和策の早期縮小懸念やアジア株安懸念が重しに

米量的緩和策の早期縮小懸念、それに伴うアジア株安懸念などを背景に、売り先行のスタートが見込まれよう。一部では、先物の買い戻し観測などもあり、売り一巡後にはいった下げ渋る展開も想定されるが、寄り付き前の外資系証券フローなどを見ても、依然として商いは低水準であり、戻りは限定的となりそう。その後はあらためて売りが優勢になっていくとみられる。

取引時間中は、HSBCの中国PMIを受けた中国市場の動向に関心が向かおう。昨日の商品市況は軟調であり、朝方は非鉄金属や総合商社など資源関連は警戒感が先行か。設備投資関連には政策期待などが高まっていくか。また、中国版LTE始動報道などを受けて、ソフトバンク<9984>を始め、LTE関連株なども注目できよう。《KO》

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