アップル独占的地位の崩壊、中国ではタブレット端末市場にも波及=調査

2013年8月22日 08:54

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記事提供元:フィスコ


*08:54JST アップル独占的地位の崩壊、中国ではタブレット端末市場にも波及=調査
IT調査会社IDCの統計から、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の中国出荷台数が今年4-6月期に148万台となり、出荷全体に占める割合が28%になったことが判明した。これは前年同期の49%から21ポイントの大幅ダウンとなる数字。

一方、米グーグルのアンドロイドを搭載したタブレット端末は堅調で、韓国サムスン電子の中国出荷台数はおよそ4倍の57万1000台となり、全体の11%を占めるまで成長した。

また、中国企業の台頭も著しく、売上高でのシェア1%に満たない企業群の端末出荷台数は全体の5割と、前年同期の36%から急拡大した。

スマートフォン市場ではすでにアップル独占の後退が鮮明化しているが、これがタブレット端末市場にも波及した格好だ。《RS》

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