関連記事
猛暑で電力会社は綱渡り
記事提供元:フィスコ
*15:10JST 猛暑で電力会社は綱渡り
全国的に猛暑が続く20日、九州<9508>と中国<9504>の2電力管内ではピーク時の需要(速報値)が今夏の最大になった。
厳しい暑さのために冷房使用が増えたほか、お盆休みが明けて工場などが稼働を再開したことも要因となった。
九州電力管内では、電力供給力に占める使用量の割合を示す使用率が「厳しい」とされる95%を超えた。また、沖縄電力を除く電力9社のうち、東京<9501>、中部<9502>、関西<9503>、中国、四国<9507>の5電力でも「やや厳しい」とされる90%を超えた。
電力各社は、火力発電のトラブルを避けるため、需要が減る土日に補修したり、見回りを増やすなどの対策を講じている。しかし、この猛暑の中、老朽化している火力発電に相当の負荷をかけているのが実情だろう。各社は今夏、自社だけでは電力が足りない場合、他社や市場から電力を購入して賄っている。しかし、市場での電力調達は、自社の火力発電所よりも調達コストが高くつくし、複数の発電所のトラブルが重なれば、供給力が低下し、更に需給は逼迫してしまう。
今週中は猛暑が続くとみられているため、引き続き無理のない範囲での節電をしながら、早く猛暑が収まることを祈るばかりだ。《YU》
スポンサードリンク

