中国:ソフトバンク出資のPPTV、アリババなど2社が共同で買収か

2013年8月15日 11:44

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記事提供元:フィスコ


*11:44JST 中国:ソフトバンク出資のPPTV、アリババなど2社が共同で買収か
中国の電子商取引大手アリババ・グループが湖南衛視(湖南衛星テレビ)と共同で、ソフトバンク<9984>の出資する動画配信サイト「PPTV」を買収するもようだ。アリババは単独での買収を計画していたが、資金面での考慮から他社との共同買収に切り替えたという。買収価格は4億米ドル(約390億円)に上ると伝わっている。

一部メディアは14日、アリババなどがすでに契約を締結済みと報じたものの、同社やPPTVの関係者はこれを否定。現時点も交渉は続いているものとみられる。また、先に買収候補として名前の挙がっていたポータルサイト大手、捜狐(ソフ・ドット・コム)も、引き続きPPTVと接触中だと伝わっている。

一方、「第一財経日報」(15日付)は消息筋情報として、ソフトバンクがかねてPPTV株の売却を望んでいたと報じた。しかしながらPPTVは、「事実ではない」としている。

ソフトバンクがPPTV株を売却したい背景として、「第一財経日報」は中国の動画配信サイト市場における再編の加速を挙げている。昨年には、業界最大手の優酷(ヨウク)が2位の土豆(トゥードウ)を吸収合併。ほかに、検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)が業界上位のPPSを買収した。そうした中でソフトバンクは、PPTVのビジネスチャンスは限られるとの見解に至ったという。

なお、ソフトバンクは2011年に、2億5000万米ドルでPPTVの株式35%を取得した。この出資額は当時、中国の動画配信サイト市場で過去最高額を記録し、PPTVの企業価値を大きく引き上げることとなった。《NT》

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