後場に注目すべき3つのポイント~直近調整の目立った中小型株に見直しの動き

2013年8月14日 12:18

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記事提供元:フィスコ


*12:18JST 後場に注目すべき3つのポイント~直近調整の目立った中小型株に見直しの動き

14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均の14000円乗せを試す展開となるか
・ドル・円は98円05銭、米国債償還・利払い絡みの円買いで上げ渋る展開
・C&GSYS<6633>など直近調整の目立った中小型株に見直しの動き

■日経平均の14000円乗せを試す展開となるか

日経平均は前日終値を挟んでの攻防。6.19円安の13860.81円(出来高概算10億5000万株)で前場の取引を終えている。13日の米国株式相場の上昇や、円相場が1ドル98円台と円安に振れていることが材料視され、買い先行で始まった。輸出関連の強い値動きなどから日経平均は一時13968.74円まで上げ幅を広げる局面をみせた。大証225先物は13970円まで上昇。

しかし、14000円にタッチすることは出来ず、その後は利益確定の流れに。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>が下げに転じるなか、日経平均は小幅ながら下げに転じている。この流れを受けて、円相場もやや円高に振れる展開に。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が過半数を占めているが、値下がり・値下がりはほぼ拮抗。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともにプラスで推移。セクターでは証券、不動産、鉄鋼、精密機器、食料品、保険、鉱業、空運、輸送用機器などがしっかり。一方で、ゴム製品、パルプ紙、その他金融、金属製品、小売などが小安い。

日経平均は一目均衡表の転換線レベルでの攻防となり、想定内の値動きといったところか。限られた参加者の多くが、14000円回復後は弱含みを想定していたと考えられ、上値を積極的に買い上がる参加者はいないようだ。また、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファーストリテイリング<9983>が下げに転じるなど、やや仕掛け的な動きもみられている。商いが薄いこともあり、値がさ株の動向には注意しておきたいところであろう。

物色としては個人主体による材料系の銘柄にシフトしやすい。日本基礎<1914>、日電子<6951>、KLab<3656>、神栄<3004>、極洋<1301>、丸栄<8245>などが前場段階で賑わいをみせており、関心が向かいやすいだろう。そのほか、再び日経平均の14000円乗せを試す展開となるようなら、指数インパクトの大きい銘柄に短期値幅取り狙いの資金が向かいそうだ。

■ドル・円は98円05銭、米国債償還・利払い絡みの円買いで上げ渋る展開

ドル・円は98円05銭付近で推移。ここまでのドル・円は、98円03銭から98円31銭で推移。ドル・円は、東京株式市場の弱含み、15日の米国債償還・利払い絡みの円買いで上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3254ドルから1.3265ドルで推移。米国10年債利回り上昇(2.70%)で上げ渋る展開。ユーロ・円は、130円03銭から130円29銭で推移。

12時17分時点のドル・円は98円05銭、ユーロ・円は130円04銭、ポンド・円は151円45銭、豪ドル・円は89円25銭付近で推移。上海総合指数は、2106.71(前日比+0.03%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は利益確定売りなどで上値の重い展開、値がさ株の動向を注視
・C&GSYS<6633>など直近調整の目立った中小型株に見直しの動き
・後場も中小型のリターンリバーサル狙いに注目

☆後場の注目スケジュール☆

<海外>

14:30 仏・4-6月期国内総生産速報値(前年比予想:-0.1%、1-3月期:-0.4%)
15:00 独・4-6月期国内総生産速報値(前年比予想:+0.2%、1-3月期:-0.2%)《KO》

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