今日の為替市場ポイント:消費増税の最終決断は10月中旬頃になるとの見方も

2013年8月13日 08:18

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記事提供元:フィスコ


*08:18JST 今日の為替市場ポイント:消費増税の最終決断は10月中旬頃になるとの見方も

昨日12日のドル・円相場は、東京市場では95円92銭から96円86銭で堅調推移。欧米市場では、一時96円95銭まで上昇し、96円90銭で取引を終えた。

本日13日のドル・円は、97円前後で取引される見込み。日経平均株価の反発が期待されていることから、ドル・円は96円台後半で下げ渋り、97円台後半まで上昇する可能性がある。

安倍首相は12日、4-6月期国内総生産(GDP)速報値が3四半期連続のプラスになったことを受けて、経済最優先の路線を継続するとの見方を示した。12日に発表された4-6月期GDP(速報値)は前期比年率+2.6%だった。市場予想の+3.6%を下回る結果となったが、2014年4月の消費増税を妨げることにはならないとの声が聞かれている。

ただし、デフレ脱却が重視されていることから、来年4月の消費増税に対する慎重な意見も少なくない。安倍政権内にも、そうした見方は存在している。市場関係者の間では消費増税の最終決断は9月中ではなく、10月中旬頃になるとの見方が広がっているようだ。

消費増税の先送りは長期金利の大幅な上昇を招く可能性があるとの指摘もあるが、日銀による国債買い入れを増やすことで長期金利の上昇はある程度抑制できるとの見方が多い。ただし、投機的な債券売りが強まる可能性はあるため、債券安を嫌気して株式相場が下落し、円相場が乱高下する可能性があることは否定できない。《KO》

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