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欧米為替見通し:米国の財政赤字減少とFRBの金融政策
*17:31JST 欧米為替見通し:米国の財政赤字減少とFRBの金融政策
本日12日の欧米市場のドル・円は、15日の米国債償還・利払いの円買い圧力、消費増税延期案への警戒感による、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いで上げ渋る展開が予想される。
本日発表される米国の7月の財政赤字が予想通り(-900億ドル)ならば、2013会計年度(2012年10月-2013年9月)の10ヶ月間の財政赤字は、約6000億ドル程度になる。2013会計年度の財政赤字は、7590億ドル程度と予想されており、歳入増額と歳出削減により、2012会計年度の1兆890億ドルの財政赤字からの大幅減少が見込まれている。
9月からは、連邦債務上限引き上げ協議で更なる歳出削減が予想されていることで、今後、米国債発行の減額が見込まれ、米国連邦準備理事会(FRB)による米国債購入(450億ドル)の縮小要請が強まることになる。すなわち、9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、米国の失業率がそれほど低下しなくても、米国債の購入が減額される可能性が高まることになる。
米国の財政赤字の減少は、「双子(貿易&財政)の赤字」によるドル売り圧力の低下でドル買い材料となり、米国連邦準備理事会(FRB)による資産購入プログラム縮小に繋がることもドル買い材料となる。
市場の予想では、9月(September)での緩和逓減(taper)の確率が高まっていることで、「Septaper」という言葉が頻出し始めている。
【今日の欧米市場の予定】
21:00 印・7月消費者物価指数(前年比予想:+9.7%、6月:+9.87%)
21:00 印・6月鉱工業生産(前年比予想:-1.1%、5月:-1.6%)
03:00 米・7月財政収支(予想:-900億ドル)《KO》
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