12日の中国本土市場概況:大幅続伸、上海総合指数は約7週ぶりに2100の大台回復

2013年8月12日 17:01

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記事提供元:フィスコ


*17:02JST 12日の中国本土市場概況:大幅続伸、上海総合指数は約7週ぶりに2100の大台回復

12日の中国本土市場は大幅続伸。上海総合指数は前営業日比49.05ポイント高(+2.39%)の2101.28、深セン成分指数は同210.77ポイント高(+2.59%)の8356.73で取引を終えた。買いが先行した後もじりじりと上げ幅を拡大させた。上海総合指数はこの日、終値ベースで約7週ぶりに2100の大台を回復した。

堅調な経済指標が引き続き好感されたほか、地方政府の債務懸念がやや後退していることが銀行や不動産関連の物色の手掛かり。一部メディアによると、政府が調査した地方政府の平均負債比率は70-80%にとどまり、デフォルト(債務不履行)に陥る警戒ライン100%を下回ったという。

政策面では、国務院(日本の内閣に相当)が環境産業を加速させる方針を示したことや、零細企業への資金支援を強化すると発表したこと好感された。また、政府が一部省市の安定成長を促進するため、水面下で財政支援を行っているとの報道も支援材料。このほか、山西省の石炭大手7社が電力大手5社と中長期の供給契約を締結したとの報道も石炭関連の物色の手掛かりとなった。

一方、一時中止された浙江省杭州市の不動産税(日本の固定資産税に相当)の徴収計画が再開される可能性があると報じられた。ただ、同市の徴収方式について、一人当たりの最低居住面積(60平方メートル)以上の部分のみが対象になると予測され、不動産市場に与える影響が軽微だとの見方が広がった。《KO》

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