繰り返す「これを食べれば痩せるブーム」

2013年8月7日 15:23

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記事提供元:フィスコ


*15:23JST 繰り返す「これを食べれば痩せるブーム」
「サバ缶」が品切れの店が増えているらしい。「サバ缶」と言うと、スーパーの特売コーナーの「常連」で、100円均一ショップなどでも売られ、安くて美味しく、震災後には保存食として常備している家庭も多いのではないだろうか。しかし、いくら安売りされても、売り切れにまでなることはなかったはずだ。
その「サバ缶」がなぜこんなに売れているかというと、テレビ番組で、「痩せる努力をしなくても痩せられる物質が存在する」と、痩せるホルモンと呼ばれる「GLP-1」の分泌を促進させる食べ物として「サバ缶」が紹介されたからのようだ。
以前も、バナナや納豆、ココア、ナッツ、チョコレート、黒豆、キャベツ、トマトジュース、えのきなど、同じように特集された後、品切れ状態になった食べ物を挙げるときりが無い。「サバ缶」も、そんな食べ物と同じようにブームが去れば、また普通に特売コーナーに並ぶことになるのだろう。
「その食べ物だけを食べていれば痩せる」、「これだけで痩せる」など、「・・・だけ」で楽して痩せられるというのは、確かに魅力的だ。しかし、実際にそんなに簡単に痩せられるものではない。増産体制に入る生産者も振り回されることになる。テレビなどの情報に踊らされることなく、バランスの良い食生活と適度な運動を心掛けるべきではないだろうか。《YU》

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