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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ケンコーマヨネーズ株価は調整一巡、海外展開も評価
業務用マヨネーズ・ドレッシング類大手のケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の株価は調整が一巡している。中期成長力も評価して出直り本格化が期待される。
マヨネーズ・ドレッシング類を主力として、調味料・加工食品事業および惣菜関連事業を展開している。中期経営計画で掲げた「サラダカフェ」「サラダ料理」「世界のソース」「タマゴ製品」など事業領域拡大戦略が順調に進展している。サラダカフェ事業の店舗展開については首都圏・関西圏を中心に30店舗とする構想で、百貨店内への新規出店が本格化している。
また静岡県富士市の新工場は14年4月稼働目標で、小型形態の新ラインも導入して小型サラダ市場に本格参入する方針だ。海外は中国・杭州の新工場が本格稼働し、インドネシアの合弁会社は13年7月の工場稼働予定だ。海外事業展開も本格化して中期的に収益拡大が期待されるだろう。
■価格改定進めば業績上ブレも
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.8%増の555億円、営業利益が同2.1%減の27億20百万円、経常利益が同0.2%増の25億80百万円、純利益が同0.8%増の14億20百万円としている。原料価格上昇や新工場稼働に向けた投資負担などでほぼ横ばいの計画だが、外食・コンビニエンスストア・量販店向けの好調に加えて、コスト低減効果などの寄与も期待されるだろう。
さらに5月22日には、食用油など主要原材料の価格上昇に伴い、マヨネーズ類・一部ファッションデリカフーズ類・豚肉加工商品の価格を、7月1日出荷分から引上げることを発表している。価格改定が浸透すれば上振れ要因となりそうだ。なお8月8日に第1四半期(4月~6月)の業績発表を予定している。
株価の動きを見ると、6月7日の安値785円をボトムに反発して水準を切り上げた。足元は840円~860円近辺のレンジでモミ合う形だが、調整が一巡して出直り態勢だろう。
7月30日の終値856円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS99円92銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間21円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1041円54銭で算出)は0.8倍近辺である。
週足チャートで見ると26週移動平均線が戻りを押さえる形だが、下値を切り上げているだけに出直り展開が期待される。指標面の割安感も支援材料であり、3月の高値932円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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