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29日の香港市場概況:反落、FOMCを控えて売買代金は今年2番目の低水準
*17:51JST 29日の香港市場概況:反落、FOMCを控えて売買代金は今年2番目の低水準
29日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前営業日比118.80ポイント安(-0.54%)の21850.15で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同114.59ポイント安(-1.17%)の9641.07、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同46.15ポイント安(-1.11%)の4092.91だった。
香港市場は終日軟調な値動き。中国の国家審計署(日本の会計検査院に相当)が28日、政府債務を巡る全国規模の監査を行うと発表したことを受けて、地方政府の債務問題に警戒感が強まった。また、週内に発表される中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)について、好不況の節目となる50を再び割り込むと予想されており、経済減速への懸念がくすぶった。加えて、30-31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見気分も台頭。売買代金は421億HKドル強と、年初来で2番目の低水準にとどまった。
ハンセン指数の構成銘柄では、昆侖能源(00135/HK)が6.15%続落。前週末に続き、中国石油天然気(00857/HK)による液化天然ガス(LNG)の大幅値上げが嫌気された。一方、テンセント(00700/HK)が0.63%続伸し、連日で上場来高値を更新。ゲームソフト大手の米アクティビジョン・ブリザードに資本参加する方針と伝わっている。
その他の個別銘柄では、本土系不動産株が安い。恒大地産(03333/HK)が2.24%安、碧桂園(02007/HK)が3.44%安で引けた。地方債務を対象とした監査実施で不動産プロジェクトが停滞するとの懸念が強まったほか、一部都市で住宅公共積立金の残高がひっ迫しているとの報道が弱気材料となった。
一方、陽光能源(00757/HK)や保利協キン能源(03800/HK)など太陽電池関連の一角が上昇。中国と欧州連合(EU)が27日、太陽光パネルのダンピング(不当廉売)問題で和解したしたことが支援材料。これにより47.6%の懲罰関税が回避できたとして、買い戻しが進んでいる。《KO》
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