概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は反発、好業績見通しを受けて輸出関連に買い集中

2013年7月26日 09:49

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記事提供元:フィスコ


*09:49JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル市場は反発、好業績見通しを受けて輸出関連に買い集中
【ブラジル】ボベスパ指数 49066.75 +1.43%
25日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比692.52ポイント高(+1.43%)の49066.75で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは57、値下がり11、変わらず3と買いが優勢。全業種が上昇し、中でも通信や石油・ガスに買いが集中した。

朝方はマイナス圏で推移したが、その後は買い戻された。レアル安を受けて資源関連など輸出企業の4-6月期決算が予想を上回るとの観測が好感され、鉄鋼のウジミナス(USIM3)など資源関連に買いが集中。また、インフレ鈍化が鮮明になっていることや化粧品大手ナチュラ・コスメティコス(NATU3)の好決算を受け、小売りなど内需関連も買われた。

【ロシア】MICEX指数 1401.88 -0.39%
25日のロシア市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比5.53ポイント安(-0.39%)の1401.88で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり16、値下がり34と売りが優勢となった。

小幅高で寄り付いた後はしばらくプラス圏でもみあったが、その勢いは続かなかった。景気後退懸念が高まっていることが圧迫材料。ブルームバーグがまとめた調査では、ロシアが2014年に景気後退に陥る可能性が1カ月前の20%から30%に上昇した。また、4-9月の成長ペースが予想以上に減速するとの観測も浮上している。

【インド】SENSEX指数 19804.76 -1.42%
25日のインドSENSEX指数は大幅続落。朝方には買い戻しが優勢になる場面もあったが、その後は下値を切り下げた。インド準備銀行(中央銀行)による通貨安対策が引き続き相場の重荷として残った。引き締めで利ざや縮小が懸念された銀行については、前日の急落を受けた押し目買いが目立ったものの、景気が一段と低迷するとの懸念が全体の地合いを抑圧。このほか、場中に発表された決算がさえない内容となった日用品大手ITCが急落し、指数を押し下げた。

【中国本土】上海総合指数 2021.17 -0.60%
25日の上海総合指数は続落。全般に方向感に乏しい動きとなったが、結局マイナス圏で取引を終えた。株式需給の悪化懸念が相場の足かせに。招商銀行の増資が当局認可を取得したのに続き、京東方科技集団が24日夜に増資計画を発表。同社の調達規模はA株市場で年内最大となる見込み。一方、国務院(内閣に相当)が景気てこ入れ策を発表したことが指数を下支えた。中でも鉄道建設の加速方針を受け、鉄道や建材といったセクターが買い進まれた。《FA》

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