今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の縮小先送りの思惑は残る

2013年7月24日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の縮小先送りの思惑は残る

昨日23日のドル・円相場は、東京市場では99円15銭から99円65銭で推移。欧米市場では、100円18銭まで買われた後に99円36銭まで下落し、99円47銭で取引を終えた。

本日24日のドル・円は、99円台で取引される見込み。米量的緩和策の縮小は先送りされるとの思惑は消えていないことから、ドル・円の上値はやや重くなりそうだ。

7月17-18日に行われたバーナンキ米FRB議長の議会証言では、量的緩和を年内に縮小する可能性について言及したが、量的緩和策の行方は今後の経済情勢次第であることを示唆していた。最近発表された経済指標では、6月小売売上高、6月米住宅着工件数、6月中古住宅販売件数、7月リッチモンド連銀製造業指数などが予想を下回っており、弱い指標として意識されている。

市場参加者の間では、7月リッチモンド連銀製造業指数において新規受注、出荷などが低調だったことから、順調な景気回復を実現できるかどうかは微妙との見方が広がっている。量的緩和策の縮小は9月からスタートするとの見方は多いようだが、量的緩和の縮小を9月以降に先送りしても大きな問題にはならないとの声が聞かれている。《KO》

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