23日の香港市場概況:大幅に3日続伸、中国の政策期待から1カ月半ぶり高値に

2013年7月23日 17:36

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記事提供元:フィスコ


*17:36JST 23日の香港市場概況:大幅に3日続伸、中国の政策期待から1カ月半ぶり高値に

23日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅に3日続伸となり、前日比498.92ポイント高(+2.33%)の21915.42で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同365.10ポイント高(+3.88%)の9780.16、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同108.75ポイント高(+2.70%)の4132.83だった。

ハンセン指数は終値で6月5日以来、約1カ月半ぶりの高値で終了。前日にスイスのUBSが好決算を発表したことで、近く決算シーズンを迎える香港でも企業業績への期待感が高まった。また、商品相場の上昇や中国での預金準備率引き下げ観測が追い風に。さらには、最近の李克強首相などの発言から、景気の急減速を防ぐための政策への思惑が強まった。明日24日に中国の景況感指数の発表を控えて朝方は上値の重さも見られたが、その後はじりじりと上げ幅を広げた。

ハンセン指数の構成銘柄は値下がりなしの全面高だった。なかでも預金準備率の引き下げ観測を受けて本土系銀行株が大きく上昇。中国工商銀行(01398/HK)、中国建設銀行(00939/HK)がともに5%近く値を上げた。このほか、中国神華能源(01088/HK)や中国中煤能源(01898/HK)といった石炭株の上昇も目立った。

その他の銘柄では、中国南車(01766/HK)など鉄道関連が大幅高。鉄道業界の投融資体制改革が年内にも始動する見通しと報じられた。これにより民間資本などの取り込みが進み、鉄道敷設計画のネックとなっていた資金不足が解消されると期待されている。

また、恒大地産(03333/HK)が3.87%上げるなど、本土系不動産株も高い。江蘇省塩城市で住宅価格規制が一時停止されたと伝わった。一方、華能新能源(00958/HK)は0.36%高と伸び悩む動きに。シンガポール政府系投資会社のテマセク・ホールディングスが、保有する同社株を全数売却したと報じられた。《KO》

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