米住宅市場におけるちょっとした異変 量的緩和策の早期縮小は必要ない?

2013年7月23日 15:23

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記事提供元:フィスコ


*15:24JST 米住宅市場におけるちょっとした異変 量的緩和策の早期縮小は必要ない?
22日に発表された6月の米中古住宅販売件数は市場予想の526万戸程度に対して508万戸にとどまった。5月実績も518万戸から514万戸に下方修正された。市場参加者の間では、6月の中古住宅販売件数が減少したのは住宅ローン金利の上昇が影響している可能性があるとの見方が多いようだが、減少は予想外。量的緩和策の早期縮小の必要性は高くないことを示す証拠のひとつかもしれない。


住宅関連の指標では、24日に6月の新築住宅販売件数が発表される。市場予想は48.4万戸程度で5月実績の47.6万戸をやや上回る見込み。新築住宅販売件数は2011年2月に27万戸まで減少したが、その後は増加に転じている。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策を推進していることが新築住宅販売の増加につながっていると推測されるが、量的緩和策の縮小によって住宅ローン金利が上昇した場合、中古・新築の住宅販売件数は段階的に減少する可能性がある。《MK》

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