今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の縮小は先送りされるとの見方も

2013年7月23日 08:11

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記事提供元:フィスコ


*08:11JST 今日の為替市場ポイント:米量的緩和策の縮小は先送りされるとの見方も

昨日22日のドル・円相場は、東京市場では99円60銭から100円38銭で推移。欧米市場では、一時99円28銭まで下落し、99円67銭で取引を終えた。

本日23日のドル・円は、99円台で取引される見込み。米量的緩和策の縮小が先送りされるとの思惑が広がっており、ドル・円の上値はやや重くなりそうだ。

22日に発表された米6月中古住宅販売件数は市場予想の526万戸程度に対して508万戸に留まり、5月実績も518万戸から514万戸に下方修正された。市場参加者の間では、6月の中古住宅販売件数が減少したのは住宅ローン金利の上昇が影響している可能性があるとの見方が多いようだ。

住宅関連の指標では、24日に6月の新築住宅販売件数が発表される。市場予想は48.4万戸程度で5月実績の47.6万戸をやや上回る見込み。新築住宅販売件数は2011年2月に27万戸まで減少したが、その後は増加に転じている。米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策を推進していることが新築住宅販売の増加につながっていると推測されるが、量的緩和策の縮小によって住宅ローン金利が上昇した場合、中古・新築の住宅販売件数は段階的に減少する可能性がある。

ただし、そのことが景気回復の妨げとなるとは言い切れない。住宅販売に対する在庫比率や販売価格の動向なども点検する必要があると思われる。《KO》

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