後場に注目すべき3つのポイント~先物主導で一時395円安、慎重姿勢が強まりやすい

2013年7月19日 12:22

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記事提供元:フィスコ


*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~先物主導で一時395円安、慎重姿勢が強まりやすい

19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・先物主導の売り仕掛け警戒で、材料系の銘柄に資金集中か
・ドル・円は100円08銭付近、リスク回避的な円買いで一時99円95銭まで下落
・先物動向を注視、参院選も控え後場は慎重姿勢が強まりやすい

■先物主導の売り仕掛け警戒で、材料系の銘柄に資金集中か

日経平均は大幅に下落。160.89円安の14647.61円(出来高概算21億6000万株)で前場の取引を終えた。18日の米国市場ではNYダウが続伸し、5月22日以来の最高値を更新。ドル・円は1ドル100円半ばでの推移となるなか、日経平均はシカゴ日経225先物清算値(14965円)にサヤ寄せするギャップ・アップとなり、寄付き直後には一時14953.29円まで上げ幅を広げた。

しかし、その後は14900円前後でのこう着が続くなか、10時辺りから先物主導による売り仕掛け的な売買によって急落。一時高値から500円以上下げる局面をみせている。その後は下げ幅を縮めてはいるが、再び売りが出てくるとの思惑と、参院選の結果を見極めたいとするムードもあり様子見状態に。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が全体の7割を占めている。

先物主導で仕掛け的な売りがでたと観測されている。これに買い方のストップロスが加わったことで、短時間での大幅な下げにつながったようである。日経平均は安値から250円程度戻している。売り一巡感から見直し買いが期待される一方、5月23日の先物主導での急落局面の動きが連想されるなか、押し目買いも入れづらいだろう。

もっとも緩やかなリバウンドのトレンドには変化はなく、イレギュラー的に売り込まれた銘柄に対しては押し目買いの好機となる可能性はありそう。また、先物主導のインデックス売りを避ける狙いから、材料系の銘柄に資金が向かいやすいだろう。

■ドル・円は100円08銭付近、リスク回避的な円買いで一時99円95銭まで下落

ドル・円は100円08銭付近で推移。リスク回避的な円買いが強まり、ドル・円は一時99円95銭まで下落。ただ、100円以下には新たなドル買いオーダーが入っていることから、下げ渋る展開。先物の影響を受けた後場の日経平均の動向を注視する展開に。

12時20分時点のドル・円は100円08銭、ユーロ・円は131円50銭、ポンド・円は152円55銭、豪ドル・円は91円96銭付近で推移。上海総合指数は、2029.65(前日比+0.31%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均は先物主導で一時395円安、ドル・円なども円高傾向に
・直近上昇の目立った銘柄を中心に利益確定売り、後場も物色は強まりづらい状況か
・先物動向を注視、参院選も控え後場は慎重姿勢が強まりやすい

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 5月景気動向指数改定

<海外>

15:00 独・6月生産者物価指数(前年比予想:+0.6%、5月:+0.2%)《KO》

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