18日の香港市場概況:4日ぶり反落、中国の景気刺激策への期待が後退

2013年7月18日 17:41

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記事提供元:フィスコ


*17:41JST 18日の香港市場概況:4日ぶり反落、中国の景気刺激策への期待が後退

18日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4営業日ぶり反落となり、前日比26.65ポイント安(-0.12%)の21345.22で取引を終えた。一方、H株指数(本土企業株で構成)は同11.22ポイント高(+0.12%)の9492.07と続伸。レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同36.34ポイント安(-0.89%)の4032.02だった。

ハンセン指数は買い優勢でスタートしたものの、その後はほぼマイナス圏での横ばい推移となった。中国の政府高官が大規模な財政刺激策は年内実施しないと発言し、政策期待が後退した格好。この日発表された住宅価格統計の上昇を受けて、不動産引き締め懸念も強まった。ただ、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言や米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の好決算が金融株の支援材料となり、指数の下値も限定的だった。

ハンセン指数の構成銘柄では、本土系不動産株が安い。中国海外発展(00688/HK)が1.40%安、華潤置地(01109/HK)が3.34%安で引けた。また、親会社会長の汚職疑惑で揺れる華潤電力控股(00836/HK)は1.78%下落。前日の大幅安を受けて買い戻されていたが、引け際に値を崩した。一方、HSBC(00005/HK)や中国建設銀行(00939/HK)が上昇し、指数を下支えた。

その他の個別銘柄では、澳門博彩(00880/HK)が0.76%上げるなど、カジノセクターが堅調。マカオ金融当局が今年下期のカジノ収入の成長鈍化を予測したものの、全体相場が上昇する中で市場の反応は限定的だった。

一方、セメントセクターが安い。北京金隅(02009/HK)と山水セメント(00691/HK)がそろって減益見通しを発表。前日に大きく上昇したことも利食い売りにつながった。うち山水セメントは10.63%安と大幅に値を崩した。《KO》

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