【アナリスト水田雅展の銘柄分析】テクマトリックス株価は出直りのタイミングが接近、540円前後の動き煮詰まる、利回り、PERとも割安

2013年7月18日 09:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 情報サービスのテクマトリックス<3762>(東1)の株価は下値固め完了感を強めている。出直りのタイミングが接近しているようだ。

 1984年にニチメンの子会社として設立し、2000年に現社名に変更した。2001年には関係強化を目的として楽天<4755>に第三者割当増資を実施した。現在はネットワークやセキュリティ関連のハードウェアを販売する情報基盤事業と、医療・CRM・EC・金融などの分野でシステム構築やクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。

 今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の175億円、営業利益が同3.7%減の11億50百万円、経常利益が同1.9%減の11億50百万円、純利益が同12.6%減の5億50百万円としている。クラウドサービスで医療分野の売上と利益をサービス期間に応じて按分計上することがマイナス要因となるが、アプリケーション・サービス事業のクラウドサービスの需要は好調である。情報基盤事業ではサイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品などが好調に推移する見込みだ。

 株価の動き(4月1日付で株式200分割)を見ると、6月27日に482円まで調整したが、6月7日の年初来安値468円を割り込まずに反発した。足元は概ね540円~560円近辺でモミ合う展開だが、下値固めが完了したようだ。

 7月17日の終値552円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS45円70銭で算出)は12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円50銭で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円26銭で算出)は1.2倍近辺である。

 日足チャートで見ると安値圏だが25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると52週移動平均線がサポートラインとなった。足元のモミ合い展開も煮詰まり感を強めており、下値固めが完了して出直りのタイミングが接近しているようだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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